西堀病院リハビリ課のブログ 西堀病院リハビリ課のブログ

月: 2016年11月

  • リハビリテーション課で勉強会を行いました!

    2016年11月15日

    当院リハビリテーション課にはいくつかの委員会がありますが、先日はその中の一つ、「地域包括ケア推進委員会」主催の研修会を開催しました。

    目の前の疾患や障がいの事ばかりではなく、入院時からの多職種連携の重要さや、退院後の生活を予測した上での関わりの重要さを理解してもらう事が今回の狙いでした。
    仮想事例からのグループディスカッションは、経験や職種の垣根を超えた貴重な時間となりました。
    『地域に根ざしたリハビリテーションの展開』を今後も目指していきます!

      
    (文:在宅リハビリテーション課長 寺田)

  • ユニバーサルデザイン?自助具?ってなに?

    2016年11月15日

    こんにちは。11月を迎えて急に気温が下がり、とうとう函館にも雪が降りましたね。私も朝起きて、窓の外が真っ白になっているのを見て驚きました。皆さん、タイヤ交換はすでにお済ですか?私は雪が降る前の週にタイヤ交換をしていたのでぎりぎり間に合いましたが、職場の人から聞いた話によると雪が降った日のガソリンスタンドはタイヤ交換を待つ人で混雑していたそうです。

    そして雪が降って大変な事と言えば、除雪です。私の地元は雪が多く、朝腰が埋まるぐらいまで降り、除雪をしても、夜になると同じくらい積り、また除雪をしなければなりません。最近、両親から「身体の節々が痛い。」と聞いているので除雪は大丈夫かな?と心配しています。そこで今年はユニバーサルデザインのスコップを買って、実家に送りました。このスコップは柄がS字に曲がっている事で除雪する時に腰へ掛かる負担を軽減し、除雪が随分と楽になるようです。

    この様なユニバーサルデザインと呼ばれる道具を皆さんは知っていますか?また、他にも自助具と呼ばれる道具が有りますが、その違いは何か知っていますか?ユニバーサルデザインとは「すべての人にとって使いやすいデザイン」とされており、自助具やバリアフリーは「高齢者や障害を持つ人にとって使いやすいデザイン」とされています。身近なユニバーサルデザインの写真1はコードの先がマグネットになっていて、引っ掛かってもすぐに外れるので、ポットが倒れて、怪我や火傷などの事故につながりにくくなっています。写真2の自助具は西堀病院でも利用しており、手が不自由な方にとって箸やスプーンが持ちやすい形となっており、食器も倒れにくくて掬い易い形状をしています。そして実際にこれらを使ってみると便利なものが多くあります。皆さんもぜひ今回紹介したスコップなどの道具を体験し、安全な生活を過ごしてください。

      

    (文:作業療法士主任 水越)