月: 2017年6月
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福祉用具の進化
2017年06月26日
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第10回 日本訪問リハ・・・
2017年06月19日
6月3日(土)から2日間に渡り、札幌で第10回 日本訪問リハビリテーション協会 学術大会が行われました。今回はシンポジウムの座長として参加させていただきました。
南は沖縄からの参加者もおり、全国各地の様々な方々との貴重な情報共有の機会となりました。
私が担当したシンポジウムでは、石川県加賀市の方と、青森県八戸市の方に協力をいただきました。当日に向けてはほぼメールのみでのやり取りで、企画の段階で苦労することもありましたが、とても貴重な出会いとなりました。
人口規模や地域資源の多寡などにより抱える課題は違うけれども、セラピストとして持つべき視点や考え方など、多くの共通事項があることも確認することが出来ました。今回の企画に推薦して下さった実行委員の方に感謝すると共に、またこのような機会に参加できるように地域貢献を続けたいと思います。
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リハビリは訓練室だけに留まらない!
2017年06月08日
新年度が始まって早くも2ヶ月が経過しました。4月に新入職員が仲間に加わり、勢力を拡大し続けるリハビリテーション課は、質の高いリハビリテーションサービスの提供を目指すべく、日々奮闘しております。
さて、今回は今年度から始動するリハビリテーション課の新たな取り組みについてご紹介します。当院では以前より患者様に合わせたリハビリテーション提供の一環として、院外リハビリテーションについての起案を立ち上げ、ついにマニュアルが完成し今年度から始動する運びとなりました。今回ご紹介する方は、入院前からパン屋の仕事をされており、退院後も引き続き仕事を続けたいとのご要望を受け、我々スタッフは患者様とご家族様の協力のもと、病院から足を伸ばして仕事場にお邪魔しました。実際に作業する様子を再現していただくと、訓練室とは違う機敏な動きが見られたそうです。実際の仕事場という環境、道具を扱う感触などをきっかけに、長年染み付いた行為が潜在能力として呼び起こされた可能性があります。
このようなリアルな行為を再現できる状況を提供することで、患者様は手応えを感じ、それが自信に繋がり、入院中に抱いていた退院後の不安なども取り除くことができるのではないでしょうか。さらには、モチベーションが上がることで自己効力感が高まり、自然治癒力を活性化することにも繋がると考えます。新たな取り組みとして始動して間もないですが、皆様に満足していただけるよう、そして、今後さらなる発展と活動の幅を広げていけるよう、スタッフ一同頑張って参ります!本画像の投稿につきましては、ご本人様ならびにご家族様よりご了承いただいております。スタッフ一同、心より感謝申しあげます。
(リハビリテーション課 理学療法士主任 渡邉)