日: 2020年10月2日
- 
									より良い歩行訓練を目指して ~装具治療の質向上への取り組み~2020年10月02日 2020年10月1日 9月も過ぎて空が高いと感じる季節になってきました。新型コロナウイルスの感染を予防するため、活動を制限せざるを得ない状況は、リハビリテーション課の中でも依然として継続しています。 そのような状況だからこそ、当院へ入院している患者さまのため、更なる治療の質向上を目指してブレース(Brace:装具)チームを立ち上げました。 当院に入院された患者さまの中で、「歩く練習をしたいけどまだ足が思うように動かない」、「足に力が入らない」などの状態になることもあります。そういった症状に対し、足に装具を装着し補助として使いながら、入院早期より歩く練習をするという治療を検討していくチームです。 装具はご本人用のものを購入していただき、費用の一部を負担していただかなければいけないため、安易に提案するわけにはいきません。本当に患者さまに対し必要なのか、治療効果は望めるのかを話し合っています。 今後も主治医、義肢装具適合判定医、リハビリテーション課など多職種で検討し、より治療の質が向上できるよう努力していきたいと思います。  ブレースチームのカンファレンスの様子  実際の装具(長下肢装具といいます) 主任 北 耕輔(理学療法士) 
 
            