西堀病院リハビリ課のブログ 西堀病院リハビリ課のブログ

カテゴリー: リハブログ

  • 音楽は心も体も動かす。

    2017年12月29日

    音楽療法とは、「音楽の生理的、心理的、社会的働きを用いて、心身の障がいの回復、機能の維持改善、生活の質の向上、行動の変容などに向けて、音楽を意図的、計画的に使用すること。」です。
    この度、通所リハビリスタッフの中谷さん(日本音楽療法学会認定音楽療法士)が中心となり、病棟ホールにて音楽療法を行いました。
    参加された患者さま、スタッフからは、「楽しかった」「また参加したい」「定期的に開催して欲しい」などの声が聞かれていました。

        

    (文:リハビリテーション課課長 伊丸岡)

  • 自動車メーカーHONDAからリハビリ機器「歩行アシスト」

    2017年12月06日

    だんだんと気温が低くなってまいりました。今年も残すところあと1ヶ月を切ろうとしております。年越しの準備は初めていますか?年を越す前にも12月はたくさんのイベントもありますね。忘年会、クリスマス、大晦日…

    さて、話は変わりますが11月29日(水)に自動車販売メーカーHONDA様からリハビリ機器「歩行アシスト」のデモンストレーションを行っていただきました。この歩行アシストは股関節の動きをセンサーで検知し、実際に歩いている時の足の振り出しを誘導することでスムーズな歩行を学習することを目的としています。歩行アシストの機械を腰と両脚の太ももの部分に装着します。装着にかかる時間は30秒程度。あとはタブレット型の操作装置でアシストしたい動きを機会に送信するだけで歩行時の足の振り出しを誘導してくれます。パターンや方法も多く導入されているので、入院されている方から通所・訪問リハ、リハビリを受けていない高齢者にも適応できると感じました。

    時代の流れで医師の手術機器の進化だけではなくリハビリテーション機器も進化を遂げています。患者様により質の高いリハビリテーションを提供できるよう我々も時代の流れに遅れをとらないよう日々新しい情報、知識を深めていけるよう努力していきたいと思います。

      

      

    (文:理学療法士係長 佐藤)

  • 予防教室を開催しました!「函館賛歌de若返り体操」を実演

    2017年12月06日

    西堀病院では、今年度(6月頃~)も各地域で予防教室を開催しておりました。今年度の目標は脳梗塞や転倒しないように地域の皆様がお互いに知識や運動方法を教え合い、実践していく“互助力”の向上をテーマに講義させて頂いていました。

    そこで、今年度から新しい取り組みとして函館市が制作した「函館賛歌de若返り体操」を実施しました!目的として背中やお腹を鍛え、前かがみになりがちな姿勢を良くする段差に躓きにくい足腰作り認知症予防地域の人たちとの交流で表情豊かにするなどを特徴として挙げられております!リハビリスタッフも体操を覚えるため、月2回程度練習をしています。各体操の動きにも目的が異なりますので、疑問・興味があった場合はリハビリスタッフに質問してみてください!函館市のごみ収集時の音楽のため馴染みあるメロディーだと思います!!65歳以上の方に限られますが市役所や地域包括支援センターで配布されていますので、実践してみて下さい!

    予防教室が開催終了した地域もありますが講義で学んだことを地域の皆様で継続して取り組むことが大事になってきます。是非、学んだことを生かし楽しい日々を過ごして頂ければなと思っております。もし、これから「やってみたいな」「地域で取り組んでいきたいな」という場合は【西堀病院 リハビリテーション課 伊丸岡】までご連絡頂ければと思います(0138-52-1531)。函館市に限らず市外からの問い合わせも気軽にご連絡ください。

      

    (文:理学療法士 相馬)

  • ノロウィルス対策の勉強会を行いました!

    2017年12月04日

    これからの季節、体調を崩す原因の一つにノロウィルス感染があげられます。
    ノロウィルスは大変感染力が強く、感染すると発熱や嘔吐、下痢などの症状が特徴です。
    今回、利用者さまが感染し嘔吐してしまったことを想定した勉強会を通所リハビリテーションのスタッフが中心となって実施しました。
    嘔吐してしまった方や、その他の利用者さまたちにも安心していただけるよう、正しい対応を確認し合う貴重な機会となりました。

      

    (文:理学療法士主任 澤谷)

  • あなたの姿勢は大丈夫ですか?

    2017年08月29日

    西堀病院では、今年度も各地域で予防教室を実施しております。平成29年7月13・14日に理学療法士 佐藤係長がふらっとDaimonにて「良い姿勢をとるためには」というテーマで講義を行い、約125名の参加者に足を運んでいただけました。

    講義内容は、姿勢とは?良い姿勢とは?悪い姿勢だとなぜ良くない?姿勢による身体への悪影響悪い姿勢から良い姿勢になるためには?の大項目5つで講演を行いました。何気ない日常生活を送る上で“普段の姿勢”は今後の生活に大きく影響されると考えられます。長時間のデスクワーク、農作業などで「肩や腰が痛い」、「痛いけど我慢できるから大丈夫」など、身体からサインは出ていないでしょうか?始めは小さい変化なのですが見逃さないように自分の身体のチェックはとても重要になってきます。

    私たちセラピスト(リハビリ従事者)は地域の皆様に、様々なテーマで知識や運動方法等をお伝えさせていただき、函館市民の皆様がいつまでもより良い生活・人生を送って頂きたいと考えております。悩み事や相談などがある場合はお気軽にご連絡ください。

      

    (文:理学療法士 相馬)

  • 今年も開催!! 夏のイベント「イカ踊り」!!

    2017年08月14日

    8月に入っても暑い日が続いていましたが、ここ数日少しずつ涼しくなってきましたね。
    8月と言えば、函館では港祭りが開催されます。そして、港祭りではイカ踊りがあるのは函館に住んでいる人ならばご存じだと思います。西堀病院でも毎年多くのスタッフが参加して食べたり、飲んだり、踊ったりと祭の雰囲気を楽しんできました。
    今回は今年初めてイカ踊りに参加した新人さんの感想を紹介します。

    • ・初めてイカ踊りに参加した為、踊ることができるか不安もありましたが、実際に踊ってみるととても簡単で楽しく踊ることができました。
    • ・西堀病院の一体感とパワーを感じることができました。この一体感とパワーをリハビリにも繋げていきたいと思います。
    • ・函館の文化を感じられる良い機会となりました。函館市民が一丸となって楽しんでいる雰囲気が最高でした。

    今年の新人さんは2次会の出し物も頑張りましたし、函館の夏を十分に楽しむことが出来たと思います。

      
    (文:作業療法士主任 水越)

  • ケアワーカーさんとのトランスファー訓練!

    2017年08月01日

    3週間にわたってケアワーカーさん向けにトランスファーの介助方法についての勉強会を開催しました!
    病棟毎にグループを作りポイントを説明した後に実技訓練を実施しました。病棟毎に実施したことであの患者さんの場合は?などとより具体的な患者さんをイメージしたディスカッションができたと感じています。
    今回の勉強会をきっかけに普段の業務の中でもコミュニケーションを取りながら、より良いサービスを提供していければと思います!!普段ケアワーカーさんが感じている事を聞くこともできて、リハビリスタッフにとってもとても有意義な時間となりました!!

        

      

    (文:理学療法士主任 森田)

  • 福祉用具の進化

    2017年06月26日

    株式会社マルベリー様に電動アシスト付き歩行器などのデモンストレーションしていただきました。
    医療機器、福祉用具は日々進化しています。我々も知識を常にアップデートし、患者様に適した福祉用具を提供していきたいと思います。

      

        

    (文:リハビリテーション課課長 伊丸岡)

  • 第10回 日本訪問リハ・・・

    2017年06月19日

    6月3日(土)から2日間に渡り、札幌で第10回 日本訪問リハビリテーション協会 学術大会が行われました。今回はシンポジウムの座長として参加させていただきました。

    南は沖縄からの参加者もおり、全国各地の様々な方々との貴重な情報共有の機会となりました。
    私が担当したシンポジウムでは、石川県加賀市の方と、青森県八戸市の方に協力をいただきました。当日に向けてはほぼメールのみでのやり取りで、企画の段階で苦労することもありましたが、とても貴重な出会いとなりました。
    人口規模や地域資源の多寡などにより抱える課題は違うけれども、セラピストとして持つべき視点や考え方など、多くの共通事項があることも確認することが出来ました。

    今回の企画に推薦して下さった実行委員の方に感謝すると共に、またこのような機会に参加できるように地域貢献を続けたいと思います。

        
    (在宅リハビリ課長 寺田)

  • リハビリは訓練室だけに留まらない!

    2017年06月08日

    新年度が始まって早くも2ヶ月が経過しました。4月に新入職員が仲間に加わり、勢力を拡大し続けるリハビリテーション課は、質の高いリハビリテーションサービスの提供を目指すべく、日々奮闘しております。

    さて、今回は今年度から始動するリハビリテーション課の新たな取り組みについてご紹介します。当院では以前より患者様に合わせたリハビリテーション提供の一環として、院外リハビリテーションについての起案を立ち上げ、ついにマニュアルが完成し今年度から始動する運びとなりました。今回ご紹介する方は、入院前からパン屋の仕事をされており、退院後も引き続き仕事を続けたいとのご要望を受け、我々スタッフは患者様とご家族様の協力のもと、病院から足を伸ばして仕事場にお邪魔しました。実際に作業する様子を再現していただくと、訓練室とは違う機敏な動きが見られたそうです。実際の仕事場という環境、道具を扱う感触などをきっかけに、長年染み付いた行為が潜在能力として呼び起こされた可能性があります。
    このようなリアルな行為を再現できる状況を提供することで、患者様は手応えを感じ、それが自信に繋がり、入院中に抱いていた退院後の不安なども取り除くことができるのではないでしょうか。さらには、モチベーションが上がることで自己効力感が高まり、自然治癒力を活性化することにも繋がると考えます。新たな取り組みとして始動して間もないですが、皆様に満足していただけるよう、そして、今後さらなる発展と活動の幅を広げていけるよう、スタッフ一同頑張って参ります!

    本画像の投稿につきましては、ご本人様ならびにご家族様よりご了承いただいております。スタッフ一同、心より感謝申しあげます。

      

    (リハビリテーション課 理学療法士主任 渡邉)