和(なごみ)ブログNAGOMI BLOG

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病院食について

当院は急性期病棟、回復期病棟、障害者病棟があり、入院患者の平均年齢は70歳を超えるため、約9割の患者さまに栄養管理を実施します。食事は入院時に本人、ご家族の情報を看護師が聞き取り医師に伝え、前院の情報と合わせ検討し決定します。最初の食事配膳あとに栄養士が病室へ訪問し、食事内容(分量や味付け、嗜好等ほか)について聞き取り必要時調整しています。又、平日の昼食時は食堂を訪問し摂食状況の観察、本人はもとよりご家族、多職種(医師・看護師・ケアワーカー・理学療法士・作業療法士・言語聴覚療法士)との情報交換から負担なく全量摂取可能な食事内容かを検討、可能な限りの調整を行いながら平均約4割弱の個別対応を実施しています。週4回実施している選択メニューは、栄養士がベットサイドで料理の説明をしながら選択して頂いています。

献立は6週のサイクルメニューを導入しています。患者さまに曜日や月日、季節を実感して頂く目的で、毎週木曜日昼食はカレーライスやハヤシライス、親子丼などの丼物献立、毎週金曜日昼食は麺類献立、各週火曜日昼食はパン類献立とし、行事食は年28回実施しています。そして誕生日には昼食にカードを添え誕生月の第2金曜日の昼食にお誕生日ケーキを配りお祝いしています。

食事は入院患者さまにとって唯一の楽しみであり「待ち遠しい」と感じて頂ける食事を目指し、日々献立改善に努め精進して参ります。
(文:栄養課課長 阿部優子)

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